若い世代をターゲットにしたゲームなのが、もしかしたら救いになるのかも。社会全体が警戒すれば、歩きスマホや自転車の片手スマホも減らせるかも。そんな気がしたのは散歩してたとき、歩道から自転車の呼び鈴、歩道なんだから自転車が止まって押し歩きで抜けば良い。「聞こえないのか」の声に振り向くと、私よりはるかに年長者だった。
「聞こえないかってね」と返したら、爺とは思えないスピードで漕ぎ出し、「何だ文句があるか」と言い捨て。すぐに遠くまで離れて、注意することもできなかった。幼い子たちは大人を真似て、世の中のルールと勘違いするから、こうした爺や婆がいる限り、自転車のマナーは改善されない。事故でも起こして警察が介入し罰せられなきゃわからない。
バーテリーが減るのも速いみたいし、ゲームを進めれば諸々と課金、皆が熱中するのも一過性、経済的にも長続きしない。それよりも日本の若い人たちは、仮想と現実を切り分けられる気がする。見境が付かなくなる人もいるだろうが、爺や婆を巻き込むものに比べたら、確率は随分と低くなるのでは。むしろ外国人旅行者が、要注意になるかも。
歳を重ねると知恵が付くだけじゃなく、どうせ余生と居直る人たちもいて。交通法規も道徳も、わかっていながら逸脱する人がいる。それぞれに言いたいことはあろうが、拗ねて捻くれても仕方ない。せめて若い人たちに佇まいを見せて、大人がすべきことを伝えないと。何をやっても自由だけど、独りだけで生きてるんじゃないと自覚したいよね。