年末の忘年会、年明けの新年会、3月の送別会、4月の歓迎会、等々人が集まる機会は多いですね。
以前は居酒屋と言えばフランチャイズのチェーン店で飲むのが普通でした。
と言うのは、自営業のお店では出されるお料理はどうなのか、客の応対はどうなのか、店の風情はいいのか、どういった席に座らされるのか、などの前もって入手できる情報が乏しかったのです。
そこで、おおむねどのお店に行っても同じような物差しを満たした料理、ある一定水準以上の接客サービス、テーブル間隔、店構え、など、実態は大きく変わるはずはないですが、ランチャイズのチェーン店を利用することが一般的だったのです。
されど、インターネットの出現、さらに言えばクチコミサイトの登場で状況は速やかに変化しました。
ホットペッパーとかぐるなびとか食べログとかのクチコミサイトを見れば、個人が運営する店であろうがなんとなく店の状況がつかめるような時代に変貌したのです。
こうなると揺るがない安心感がもっともの売りだったフランチャイズチェーンは苦悩し始めます。
当然のことですがフランチャイズの利点が全く消えたわけではないですけが。
新鮮な食材を大量仕入れで格安で提供してくれますし、「ぼったくり」なんてまず考えにくいですしね。
とは言っても、誰か知り合いや彼女を初めて連れていくときに、フランチャイズのチェーン店に入るのと、評価の高いお店を紹介するのとでは、どちらが見栄えがするかは一目瞭然です。
つまりこれからはフランチャイズチェーンと個人店とをうまく使い分ける時期なのだと思います。
さらに加えて、居酒屋に行くのであればできれば予約して行くようにしましょう。
何故かと問うに、このご時世いろいろなポイントサービスが付加していて、例えばホットペッパーならリクルートポイントが付与されます。
このポイントが結構無視できなくて、一人につき10ポイントも付与されるんです。
しかも累積ポイントは後々お食事券の購入にも使えるんです。
特典は店ごとに特徴があり、予約した人への待遇って軽視できないほど多いんですよね。
これらを踏まえると、今からは気になる個人店、知る人ぞ知るお店、をネット上でしっかり調べて、さらに予約してから行く、というのがトレンドなのでしょう。