本能寺の変は今もなお謎が解けない飛び切りのミステリーで、しかも実際のできごとなので、好きな人には興味が尽きません。
さもありなんといった内容でしたが、最後が「え~~!」という終わり方でした。
というのは始まりが本能寺の変から何十年か経った後の回想で、最後は光秀が本能寺を包囲したところで終わりなので少し消化不良です。
よくある信長の一代記ではなく、晩年数年を描きながら、幼少期を回想する形です。
読みごたえはありました。
近年発見された四国の長曾我部氏の手紙を踏まえて、その関係からも描いていました。
印鑑って便利。
個人的には私は斉藤利三がもっと積極的に絡んでいるように考えています。
はんこって必要。
この作者の信長関連の本に興味がわきました。
今は同じくこの作者の「蒼き信長」を読み始めています。