はんこ屋で実印を作成したときの値段

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「脳には左右差がある」は1861年ブローカが発表しました。左大脳の障害によって言語障害が生じる、逆に言えば言語中枢は左にある、という内容です。それから100年後、「離断脳(大脳の左右を手術で離断したもの)の研究」から「左右の脳の違い」が広く言われるようになりました。ところが「左右の脳がそれぞれ独立した役割を果たしている」という誤解が世間に蔓延することになります。

そういえば昭和の末頃でしたか「左脳は言語・論理を処理し、右脳は画像処理を行う」なんてことが盛んに言われていましたっけ。ところがその主張の根拠となった「離断脳に対する実験」が、原論文の実験計画が怪しかったり、きちんとした論文でもマスコミがそれを歪めて報道したりで、どうもエセ科学的な主張が蔓延していたようです。

脳に「左右」があることは古くから知られていましたが、その「機能」については長く不明のままでした。そして左右をつなぐ「脳梁」は「左右をつなぐ構造物(だから「梁」)であって、大した機能は無い」と信じられていました。それを丁寧な動物実験で追究したのが1950年代のシカゴ大学のマイヤースとスペリーで、動物の脳梁を切断して離断能動物を作りその機能を研究することで「左右の脳は別々のもの」であり「脳梁は左右の脳の情報を伝達する重要な機能を持つ」ことを明らかにしました。手術された動物は、ネコやサルですが、オックスフォード大学ではタコが手術されています。そして話は人体へ。脳腫瘍手術やてんかんの外科治療で脳梁を切断された人を対象に研究が行われるようになったのです。

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ゆめ巫女